当院はマンモグラフィ
検診施設・画像認定施設です
当院ではマンモグラフィの撮影は検査マンモグラフィ撮影認定放射線技師が行います。
ピンクリボンアドバイザー認定スタッフが在籍しています。
マンモグラフィとは
マンモグラフィとは、乳房専用のレントゲン検査のことを指します。現在、乳がんの早期発見のためにもっとも有効な検査の1つです。
乳がんの初期症状である微細な石灰化、小さなしこりなどを画像として捉えることができます。
マンモグラフィは痛い?
マンモグラフィ検査では、撮影台の上に乳房をのせ、2枚の板で圧迫した上で、上下・左右・斜め方向からそれぞれ撮影を行います。乳房を平たくすることで、病変をより鮮明に映し出すことができるとともに、被ばく量を最小限に抑えることができます。
乳房を圧迫する際には、個人差はありますが多少の痛みを感じることがあります。月経前の1週間くらいは乳房が張っているため、痛みが出やすくなります。一方で月経後1週間~10日くらいの時期は、乳房の張りが少ないため、比較的痛みが少なくなります。
初めての方は痛みが心配になるかもしれませんが、基本的に「我慢できない痛み」が出ることはありません。またどうしても痛みが強い場合には、板の圧迫を緩めて撮影いたします。どうぞ、安心してご相談ください。
マンモグラフィと
エコーの両方を受けると?
マンモグラフィとエコー、両方の検査を受けると乳がん発見率が1.5倍に!
マンモグラフィ検査は、乳がんの早期発見において非常に重要な検査です。しかし、他の検査もそうであるように、決して万能な検査というわけではありません。特に高濃度乳房の場合には、マンモグラフィ検査では白い塊のように映し出され、乳がんが見えにくくなることがあります。
そのため、マンモグラフィ検査とエコー検査、両方の検査を受けるのが理想的です。両検査を受けることで、乳がんの発見率は1.5倍になります。
※高濃度乳房とは…乳房の乳腺が多い状態を指します。年齢の若い人、授乳経験のない人に認められやすい傾向があります。病気ではありません。
マンモグラフィでの検査
エコーでの検査
マンモグラフィ検査の
流れと検査時間
1検査着への着替え
上半身の衣類は下着を含め、すべて脱ぎ、専用の検査着へと着替えていただきます。
ネックレス、湿布などを取り外します。また、制汗スプレーなどを使用している場合も、金属成分が含まれていることがあるため、拭き取っていただきます。
2検査実施
乳房を撮影台に置き、板を当てて圧迫し、撮影します。個人差はありますが、痛みを感じることがあります。あまり辛いようでしたら、その時点で仰ってください。圧迫を調整します。
基本となるのは、真上から圧迫した状態、斜め上から圧迫した状態の4回撮影です。1方向あたり、2D画像であれば3秒程度、2D画像+トモシンセシスであれば10~15秒程度の時間を要します。
途中、画像のブレを防ぐため、息を止めていただくようお願いすることがあります。
服装は?マンモグラフィ
検査の注意点
検査前の注意点
- 上半身の衣類は、下着を含めて脱ぎ、検査着へと着替えていただきます。そのため、上下セパレートの、脱ぎ着しやすい服装でお越しください。
- ネックレスなども取り外します。外した状態でお越しいただければよりスムーズです。
- 制汗スプレーには、金属成分が含まれていることがあります。制汗スプレーをご使用の方は、検査前に拭き取っていただきます。
- 超音波(エコー)検査を同じ日に受ける場合は、ゼリーを塗る際、衣類が汚れるおそれがあります。そのため、洗濯できる服装でお越しください
マンモグラフィ検査が
できない方
以下に該当する方は、マンモグラフィ検査を受けることができません。予めご了承ください。
- 授乳中の方、妊娠中の方
- 豊胸手術(シリコンバッグ)を受けた方
- ペースメーカーを挿入している方
- 脳室腹腔シャント手術を受けた方
※乳房への脂肪注入、ヒアルロン酸注入後の方は、マンモグラフィ検査を受けていただけますが、注入物が影のように映ることがあります。超音波(エコー)検査との併用をおすすめします。
マンモグラフィの費用
内容 | 費用 |
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マンモグラフィ | 1,900円 |
※費用は保険適用で3割負担の場合です。
※初診料・再診料が別途かかります。